最近は鼓膜切開・鼓膜チューブ挿入術が多いんです。
一日に3人くらいはザラ。
それも待機手術としてですから、
緊急鼓膜切開を入れると、もっと多いこともあります。
毎日のように耳を切っています。(人聞きが悪いなあ)
兄弟など家族に切開歴があると話は早いんですが、
1歳前後の夫婦の初めての子・・・
なんていう場合は『切る』という決断をするのに時間がかかります。
「もう少し薬で…」って考えるのも無理はありません。
しか~し、医者も『切りましょうか』っていう提案をするってことは
『急性炎症が強すぎる』
『このままでは改善の期待が薄い』
『言葉や音刺激がほしいこの大事な時期に聞こえが悪いのはかわいそう』
『不明熱の原因検索のため』
など・・・いろんな理由があるわけです。
熱や痛みを伴う場合は分かってもらいやすいんですが、
滲出性中耳炎では痛みも熱もない、機嫌も悪くない・・・
『本当に切らんといかんのか?』
ごもっとも!
我々には説明できる時間は限られています。
少なくともここらでは一番説明に時間をかけていると思いますが、
それでも不安があることでしょう。
結局は信頼関係だと思います。
最終判断はご両親がしてください。
ある程度鼓膜切開術をお勧めしたけど、
親の気が進まないなあ・・・って我々が感じた時には
「これを最後のご説明にします。そちらから切ってくださいと言われない限りは2度と鼓膜切開術を勧めません。よろしいですね。」
・・・ということもあります。
また、「セカンドオピニオン」を得ることも選択肢の一つです。
管理人Dr.TOSHIの言っていることは本当なのか?
嘘ついている、または間違っているのでは?
ってことですよね。
どんどん他の医療機関で相談してみてください。
インターネットでの情報集めは・・・話3割くらいで読むようにしてね。
同様に、副鼻腔炎での治療を断念する方・・・
いろんな理由があります。
『治ったと勘違いしている』
『仕事や部活で来れない』
『薬を飲み続けるのがイヤ』
『それほど困ってない』・・・など・・・
治療断念、放ったらかしの常習者にも
『ラストアドバイス』として治療の必要性を説きます。
もちろん、何回も本人や家族に話している内容の繰り返しです。
無駄な時間を浪費するのを避けるためですね。
「あなたの病気に対するこんな説明はこれが最後ですよ」と宣言するんですね。
それでも続けないような方には何回説明しても無駄ですし、
我々スタッフには疲労感と寂しさしか残りません。
混んでいるときには待ち時間だけが伸びていくんです。
同じこと3回くらい言ったら説明不足とは言わさへんで・・・って感じですね。
聞いてないとは言わさへんで~~。
ちゃんと説明済みってカルテにも書いてますねん。
ってことで明日も頑張りましょう。
はぁ・・・来週から地獄の学校検診ツアースタートです。
お昼休みを犠牲にしての社会貢献行事です。
みなさんご協力お願いいたします。