結構以前に掲載した内容の再掲(8年前の記事の一部改変)です。
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耳鼻科って結構抗生剤を多用する診療科です。
風邪症状には通常は抗生剤を使用せずに対処します。
しかし、長引いたり悪化したりすると抗生剤の出番が増えます。
『熱が出たから抗生剤』みたいなボケた使い方はダメです。
耳鼻科はそういう方が多くいらっしゃるので、抗生剤が多く出ます。
できれば使わない、または軽めの薬で行きたいですが、
どうしても必要な方が多くなってきています。
特にこの冬の時期は・・・。
ところが抗生剤って使い方ひとつで、全然効かなくなります。
一番悪いのは「1日3回服用するべきところを2回しか服用しない。」
・・・なんていう回数無視。
『1日2回は飲みました』と胸を張る人もいます。とほほ・・・
それから量を適当に減らしたりすること。
子供の場合・・・味がマズかったりすると、吐き出したりしてしまいますもんね。
薬の量って基本的には多すぎても少なすぎてもよくないですよね。
でも、急性の感染症に関しての抗生剤に関しては、
量が少ない=意味なし
量が多い=2倍くらいはまだOK
と考えています。
もちろん主治医の判断の受けです。相談してください。
1日2回(分2服用)を希望する保護者が多すぎるのと、分2できる抗生剤が少なすぎるのが原因ですが、
1日3回(分3~分4服用)にすべき抗生剤、セフェム系のメイアクトやフロモックスなど・・・
を分2服用の処方をする医療機関があります。
これが結構困りものでして・・・。
食後、就寝前、空腹時・・・などいろいろ条件がついてますが、これらの条件は『効果が若干落ちる』だけです。暴論に聞こえるかもしれませんが、あまり気にしなくてもいい条件だと考えています。
分3を分2で使用することは、効果が落ちるだけではなく『耐性菌の増加』という大問題を含んでいるわけです。
とにかく分3の抗生剤を分3で飲めないときは、最悪分2の抗生剤を処方してもらうようにしましょう。
抗生剤の乱用も問題があるのですが、
こういった「用法」の問題も、病気を治りにくくさせる一因と考えています。
あんまり書くとまた『問題』が起きるのでここら辺にしておきましょう。(意味深(^^))
少なくともKこどもクリニックとかIこどもクリニックなどはちゃんとしています。
インフルエンザに対するタミフルですら、3日分処方してその3日後に来院させて、残りの2日分を処方するような『とんでもない小児科』もあるんで・・・トホホの極みですが・・・
薬手帳を見せてもらって「こりゃダメだ」って思っても、あからさまに言えないので・・・
診察の時に薬手帳を見て、私が「う~ん」って悩んでいる様子だったらそういうことです。
「有権者の判断に任せます」っていう政治家と同じ心境です。
それにしてもなぜに公立の保育所は昼の薬を預かって飲ませてくれないんだろうか?
私立の保育所や託児所では飲ませてくれるところも多いのに。
子育て支援をうたう割には・・・あまりにも職務怠慢だと思うんだけどな。