さて、新学期です。学校検診がスタートしました。
そこで・・・
管理人Dr.TOSHIから・・・
「学校検診にあたって・・・」
マスク:新型コロナは空気感染(エアロゾル感染)と飛沫感染が主です。マスクを触るとか鼻マスクなど不十分な着け方で、しかも頻繁な着け外しなどで、所詮はマスクの防御能力は十分には発揮できていません。「飛沫を遠くへ飛ばさない」事を主たる目的としてマスクをつけましょう。不織布にこだわる必要はありません。
アレルギー性鼻炎:マスクのおかげで悪化している人は少ないですが、症状がある場合は内服などの対処をおすすめすします。特に、コロナウィルスに関してはアレルギー性鼻炎の方は通常の人の4~5倍感染しやすいことがデータで報告されています。また、特に花粉症など旧に発現するアレルギー症状は、コロナウィルス感染症との判別が困難。PCR検査を要することがあるので、数日仕事や学校に行けなくなるケースがあります。
難聴・中耳炎:イヤフォンでの大音量による「騒音難聴」や、痛みや熱がない「滲出性中耳炎」が見逃されやすいので、気をつけましょう。
難聴や中耳炎を指摘された場合に精密検査を要します。聴力検査室に20分程度、特に「密」な状態でスタッフと接するため、本人を含めた家族(特に同居する12歳以上の兄弟や両親)がワクチン接種対象者で未接種の場合には、ワクチン接種まで、またはPCRの陰性確認後の精密検査が必要になることがあります。
脱水・熱中症:昼間の気温上昇と湿度の上昇に伴い、脱水傾向が進むことによって引き起こされる「頭痛、発熱、倦怠感」などが見られやすくなります。これもコロナとの鑑別が困難で、検査を要することが多くなります。最近の生徒児童は水分摂取が少ないため、半日で500ml程度、一日で1000ml程度の食事時以外の水分摂取を励行させてください。水筒持参の子達にはしっかりと空にして持って帰るように指導させていただきたい。休み時間に先生方から一声かけてあげるだけでもいいと思います。
コロナワクチン: 3回目の接種と5才~18才の接種率が低い傾向です。強制はできないでしょうが、ワクチン接種を強く推奨します。
接種後の副反応を抑えるのに有効なのが、水分摂取。そして接種後数日の運動や長い入浴を避けることです。
学校の先生方も苦労が多いと思います。感染症法の5類に格下げされるまでは、皆さん頑張りましょう。
