2017年11月22日水曜日

中耳炎を甘く見てはいけない

毎年、似たようなことを書いてる気もしますが・・・

これは単なる独り言・アンオフィシャルな院長の愚痴です。

他でこの話をしないでくださいね。

ちゃんとしているトコロの方が圧倒的に多いのですから(^^)



さて、子供さん方の保護者の皆さんが

子供の急な発熱でどこを受診するか?・・・

って「迷う」話をよく伺います。


基本的に小児科・・・正解(^^)。
〔耳鼻科でも正解(^^)〕

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余談ですが、中耳炎・扁桃炎・扁桃周囲膿瘍・急性喉頭蓋炎・咽頭喉頭炎・頚部リンパ節炎・・・すべて耳鼻咽喉科が診るべき疾患ですが、40度の熱が出てもおかしくない病気です。
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もし、鼻水・鼻づまりがあるとか、アレルギー性鼻炎や副鼻腔炎で通院中の子供さんなら…ましてや、中耳炎にかかりやすい子供さんの熱なら…

それでも小児科・・・悪くありません。


最低限、耳をしっかりと診てくれるなら!…です。


そして小児科で診てもらった後は、ちゃんと鼻や耳の継続治療をしっかりとね。
こんなときの発熱は耳鼻科で問題ありません。むしろ推奨します(個人的意見です)。


なぜそんな話を書くか?

小児科に行ってたにもかかわらず、中耳炎の見逃しが意外と多い。

また、中耳炎だよと言われて治療受けました・・・「治った」と言われても治ってないケースが意外と多い。

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余談ですが~~1日3回(分3)で飲まなきゃいけない抗生剤である、セフゾン(セフジニル)、フロモックス(セフカペンピボキシル)、メイアクト(セフジトレンピボキシル)、トミロン(セフテラムピボキシル)、サワシリン・ワイドシリン・アモリン(アモキシシリン)などを平気で分2で出す・・・おかげで耐性菌が実感として増えてます。(データはありません) 確実に感染症の患者が増えてます。要注意です!!こちとら、親を説得して何とか分3でいかせるように努力してるのに・・・台無し(TT) 都会でも増えてる処方、近くでも某〇〇〇です。~~以上余談でした。
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インフルエンザ、アデノウィルス、RSウィルス、ヒトメタニューモウィルス、溶連菌感染症など・・・薬飲まなくても時間をおけば『治る』疾患(溶連菌は若干問題あり)を重要視して、しっかりと治療しないと後遺症を残すかもしれん中耳炎をほったらかすとは・・・

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大雑把な話をします。教科書とは若干ずれてますが、子供ばっかり診てると臨床的にはこんな感じ。

急性中耳炎や反復性中耳炎・・・熱や耳痛で気づかれます。たいがい良くなります。しかし、滲出性中耳炎に移行することが年々増えてます。

滲出性中耳炎・・・親も子供もほとんど気づきません。治るのに時間がかかります。鼓膜切開が必要になることも多い。

癒着性中耳炎・・・滲出性中耳炎が進むとこうなります。だいぶ聞こえ悪くなります。でも呼びかけには答えるんで気づかれんことも多い。

慢性中耳炎・・・鼓膜穿孔や耳ダレがあるんで気づきやすいけど、外科的処置が必要になることも多いんできついですね。

真珠腫性中耳炎・・・最終段階ですね。長引く滲出性中耳炎や鼻すすりが原因で手術適応なことが多くなります。当然聴力も下がります。

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要は滲出性中耳炎に移行するパターンと反復性中耳炎の患者が多くて、鼓膜切開の割合が多くなってますってこと。それも一部の小児科でガメられている患者さんに多い。

ちゃんと中耳炎なら耳鼻科に行きなさいと言ってくれる小児科医ならいいんですが・・・


残念ながらこの地域でもうまくいかないケースがたまに・・・


あ!・・・もう一回。

これは単なる独り言・アンオフィシャルな愚痴です。

小児科とかでこの話をしないでくださいね。

ちゃんとしている小児科の方が圧倒的に多いのですから(^^)


今日は医療センターの準夜勤当直のお手伝いをしてきました。

さあ、明日も頑張りましょう。